キャッシュレス業界ってどんな企業がある?流行りのキャッシュレス業界を徹底解説♪

あなた
あなた
最近流行りのキャッシュレス業界。就職活動中だけど、キャッシュレス業界に興味あるんだよな・・・
でも、一体どんな企業がいて、将来性を考えるとどこが良いのかな?
キャッシュレス業界の企業研究がしたい!!
タツヲ
タツヲ
コロナ禍による現金離れ(非接触決済の推奨)もあり、非接触の決済手段のキャッシュレスが加速的に広まっています。
日本のキャッシュレツ比率は約20%
まだまだのびしろ十分で確実に伸びていくキャッシュレス業界の企業をわかりやすく紹介しますね♪

 

キャッシュレス業界勤続15年以上、クレディッター、クレジット債権管理士、貸金業務取扱主任者(国家資格)のキャッシュレスの達人タツヲが解説します。

 

Contents
  1. どんなキャッシュレス種類があるかを考えてみよう
  2. キャッシュレス企業のまとめ♪
  3. まとめ:キャッシュレス業界の主要企業とあなたが働くには!?

どんなキャッシュレス種類があるかを考えてみよう

「おにぎり」と言っても色々な種類がありますよね。

シャケ、おかか、梅もあれば、混ぜご飯や、海苔有り、海苔無しと数え出したらキリがありません。

同じように、「キャッシュレス」と言ってもこれまた様々な種類があります。

まずは、その種類を学ぶ(頭の整理)をすることから始めましょう。

ということで、以下記事を読んでから戻ってきてください^^

意外と知らないキャッシュレスの意味・種類(クレカからQR)を徹底解説 キャッシュレス業界勤続15年以上、クレディッター、クレジット債権管理士、貸金業務取扱主任者(国家資格)の...

 

キャッシュレス企業のまとめ♪

簡単にワンカット(1軸)で整理してみたかったのですが、複雑なキャッシュレス業界についてはそうも行かないので、、、、

4つのカットから整理してみました。。。

ってか、
頭を悩ませた結果、4つになっちゃいました^^;

 

まぁ、読んでみてください♪

 

 

キャッシュレス決済 支払い方式からみたときの企業整理

おさらいですが、キャッシュレスの種類は前払い(プリペイド)・即時払い(リアルタイムペイ)・後払い(ポストペイ)に大別されますね。

ただ、企業という目線で考えた時には、キャッシュレスの種類全てを展開していたり、一部を展開していたりするので、上図の通り、企業群をA〜Gの7つに分類してみました。
(かなりニッチな領域で違う種類もやっているケースは補足できていませんので、ざっくりと捉える程度に考えてくださいね)

キャッシュレスA軍の企業は?

  • 北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道):Kitaca
  • 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本):Suica
  • 株式会社パスモ:PASMO
  • 東海旅客鉄道株式会社(JR東海):toica
  • 株式会社名古屋交通開発機い構:manaca
  • 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本):ICOCA
  • 九州旅客鉄道株式会社(JR九州):SUGOCA
  • 株式会社ニモカ:nimoca
  • 福岡市交通局:はやかけん

汎用的(どこでも使える)プリペイドカードだけを発行・運営している企業の代表例ですね。昔は汎用的ではなかったのですが、数年前に相互解放が実施され、どの交通系ICカードでも日本全国使えるようになりましたよね♪

キャッシュレスと言えばSuicaやPASMOは代表的なプリペイドカードになります。

ハウス(指定のお店でしか使えない)プリペイドカードはガソリンスタンドやスーパーでいっぱい取り扱いがありますが、一般的なキャッシュレス企業には属さないので、ここでは交通系電子マネーの代表的な運営企業を掲載しました。

ここは「ふぅ〜ん。」というぐらいに読み飛ばしてください♪

キャッシュレスB軍の企業は?

  • 日本の銀行、信用金庫、信用組合系ほぼ全て(ただし、クレジットカード発行銀行を除く)

日本電子決済推進機構がすすめるJ-Debitは銀行が推し進めたこともあり、ほぼ全ての銀行、信用金庫、信用組合であれば、大抵発行しています。

使えるお店・使えるキャッシュカードを調べたい場合はJ-Debitナビをクリックして、調べてみてください。

ちなみに、ただし書きで「クレジットカード発行銀行を除く」としているのは、E軍との区別をするためなので、あしからず。

 

キャッシュレスC軍の企業は?

C軍にはキャッシュレス(主にクレジットカード)を専業にしている企業がいます。

大手先をメインに順を追って、詳細にみていきます。

 

三井住友カード株式会社

設立 1967年12月26日
資本金 340億3千円(2021年3月末日現在)
従業員 2,601名(2021年3月末日現在)
本社 東京本社:東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
大阪本社:大阪市中央区今橋4-5-15
採用情報 【新卒】
2020年度(78名:男性42名、女性36名)
引用:リクナビ
【中途】
随時募集
一言コメント SMBCグループのクレジットカード会社です。
業界ではSMCCの略称で呼ばれています。SMCC単体でも採用活動を実施していて、日本のVISAカード発行の第一人者としてプライドを持っている感じです。母体の三井住友銀行の前身の一つの住友銀行の発祥が大阪ということもあり、SMCCの本社機能が二つあり、今でも大阪を大事にしているのはその名残です。大阪にも重要な機能が残っています。
最近では、カード発行・加盟店開拓の両方にとても力を入れており、鼻息の洗いイメージがあります。
日本のクレジットカード会社で働くなら、SMCCとJCB(後述)をとにかく受けてみるという学生が多いと思います。

 

三菱UFJニコス株式会社

設立 1951年6月7日(旧日本信販)
2007年4月1日(三菱UFJニコス)
資本金 1,093億1,200万円(2020年3月31日現在)
従業員 3,059名(2020年3月31日現在)
本社 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX
採用情報 【新卒】
2020年度(102名:男性42名、女性60名)
引用:リクナビ
【中途】
随時募集
一言コメント MUFGグループのクレジットカード会社です。
業界ではMUNの略称で呼ばれています。MUN単体でも採用活動を実施していて、日本のVISA・MasterCardのクレジットカード会社と言えば、SMCCと二強のイメージです。
前身は複数社(日本信販、DCカード、ミリオンカード、UFJカード等)あり、一つの集合体として今のMUNとなっています。
三菱系のプライドは持っており、毎年まとまった人数の新卒採用をしています。母体が強いので安心感があります。

 

株式会社クレディセゾン

設立 1951年5月1日
資本金 759億29百万円(2021年3月1日現在)
従業員 4,319名(2021年3月31日現在)
本社 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・52F
採用情報 【新卒】
2020年度(52名:男性11名、女性41名)
引用:リクナビ
【中途】
随時募集
一言コメント 西武グループですね。
今は資本は入ってないようですが、西武百貨店に行くと、カード入会の案内をよく目にしますよね。永久不滅ポイント(もしかしたら、CMを覚えていいますかね!?)で一世を風靡した時代があり、カード会員残高を伸ばした実績があります。
西武グループの本拠地が池袋なので、クレディセゾンの本社も池袋のサンシャインあります。
クレジットカード会社としての歴史も古く、従業員数も4,000名超えと大きな所帯となっています。

 

株式会社オリエントコーポレーション(Orico)

設立 1954年
資本金 1,500億円(2021年3月31日現在)
従業員 3,333名(2021年3月31日現在)
本社 東京都千代田区麹町5丁目2番地1
採用情報 【新卒】
2019年度(137名:男性56名、女性81名)
引用:リクナビ
【中途】
随時募集
一言コメント 協同組合広島クーポンという社名でクーポン券を発行してはじまった会社です。
社員のアイディアで今の星座型のコーポレートシンボルが出来上がっています。2004年にみずほ銀行とリテール領域における包括業務提携を結んでおり、今ではみずほ銀行が筆頭株主となり、役員もみずほ銀行出身者が多いです。

 

株式会社ジャックス

設立 1954年6月29日
資本金 161億3,818万円(2021年3月31日時点)
従業員 2,770名(2021年3月31日時点)
本社 東京都渋谷区恵比寿4丁目1番18号 恵比寿ネオナート
採用情報 【新卒】
2020年度(109名:男性非公表、女性非公表)
引用:マイナビ
【中途】
随時募集
一言コメント 北海道函館に「デパート信用販売株式会社」を設立し、クーポン券を発行し創業。
1976年に株式会社ジャックスと改名し、今の社名となっています。
「信為萬事本(信を万事の本と為す)」という創業精神のもと、信義は物事の基本である、という考えを根底に、クレジットカード業だけでなく、消費者の信用調査・債務保証を手掛け、住宅ローン事業等も担っています。
2007年にMUFGグループと業務・資本提携を実行していますが、そこまで色が強くついている感じでもありません。

 

株式会社エポスカード

設立 2004年10月1日
資本金 5億円(2021年4月1日現在)
従業員 1,417人(2021年3月31日現在)
本社 東京都中野区中野4丁目3番2号
採用情報 【新卒】
参考:丸井グループの採用情報
2018年度(51名:男性20名、女性31名)
引用:リクナビ
【中途】
随時募集
一言コメント ○I○I(丸井:百貨店)のイメージが強いため、そちらが本業かと思う人もいるかもしれませんが、創業期のビジネスは、家具の月賦販売でした。
当時の家具は高額だったので、家具が欲しくても、現金で一括購入することが困難だった人たちに対して、家具を販売する時に、同時に信用を供与し、お金を貸すという月賦販売で、小売と金融が一体となったビジネスモデルを革新・進化させてきました。
そして、今のEPOSカードがあるというわけです。
一体という意味が根付いているからか、株式会社エポスカードとしての単独での新卒採用はなく、丸井グループとしての採用に包含されていますね。

 

 

というところでしょうか。

参考になりましたか?

 

では、次にいってみましょう。

 

 

キャッシュレスD軍の企業は?

前払いと即時払いだけを扱っているキャッシュレスの有名企業はないですね。

グレーアウト(対象外)にしても良かったのですが、よく考えてみると、グループ会社で展開しているケースがあったので、掲載してみました。

天下!?の楽天グループですね。

 

楽天Edy株式会社

設立 2016年5月9日
資本金 75百万円
従業員 非公表
本社 東京都港区港南二丁目16番5号 NBF品川タワー
採用情報 【新卒】
参考:楽天グループの採用
【中途】
随時募集
一言コメント 楽天ペイメントが100%株式を保有しており、完全子会社の位置付けです。採用は楽天グループとしての採用になり、以降の配属で決まってくる感じですね。
楽天Edyは「シャリーン♪」という決済音でおなじみの前払い方式のプリペイド型電子マネーです。

 

楽天銀行株式会社

設立 2000年1月14日
資本金 25,954百万円
従業員 779名
本社 東京都港区港南二丁目16番5号 NBF品川タワー
採用情報 2021年度(46名:男性15名、女性31名)
引用:マイナビ
一言コメント 楽天カードが100%株式を保有しており、完全子会社の位置付けです。
楽天銀行単体としても採用はしているようです。
インターネットバンキングとしては日本最大の口座残高を保有しおり、楽天銀行デビットカードも伸びています。。楽天グループだけにこれからも伸びて行くことが見込まれます。

 

楽天という枠組みで捉えると楽天カードが後払い(クレジットカード業)も実施しているため、楽天グループ全体で考えるとG軍なのかもしれません。。。

ちょっと悩んだ部分です。

 

キャッシュレスE軍の企業は?

即時払い(デビット系)と後払い(クレジット系)を発行している企業ですね。

地方銀行系がそれにあたります。

代表的な例としては、

  • 横浜銀行
  • 千葉銀行

ですね。

当記事での銀行の企業紹介は割愛してます。(銀行の企業研究は少しテーマが違うかなと)

 

ちなみに、なぜメガバンクが入っていないか?

実は、メガバンク系がクレジットカード業を行う場合は、完全に分社化してる歴史があります。前述で紹介済みの三井住友カードや三菱UFJニコスがそれにあたります。

同じ企業で複数の支払い方式を実施しているかの観点でグループ化しているので、分社化したケースはE軍として整理してないからですね。

 

ところで、なぜ、地方銀行はクレジットカード業を自行でおこなっているか?(厳密にはどこかのカード会社と共同発行)

ですが、実は深い歴史がからんでいるんです^^:

興味ある人は、以下を読んでみてください。

メガバンクがクレジットカード業を実施していない理由は??

日本にクレジットカード業が入ってきた1900年代半ばは、銀行に対して、銀行業を営む企業は他の事業はしてはいけないという規制(銀行の「他業禁止」の原則)がありました。
他業禁止」の趣旨は5つと言われています。

  • 他業のリスクが銀行業に 波及することを防ぐこと
  • 公共性の高い銀行業を営む者は銀行業に専念すべきこと
  • 利益 相反のおそれを防ぐこと
  • 銀行監督の効率性
  • 銀行による産業支配の懸念

要するに、「銀行潰れたら日本経済大変なことになる!だし、銀行が巨大な資本力で他業を行うと、他の企業が太刀打ちできない!公正な取引阻害の要因になる!」ってところです。

っで、当時のメガバンクはこぞって自行でクレジットカード業を行えず、苦肉の策で出資企業を立ち上げて対応したわけです。(本当は自分でやりたかった・・)

地方銀行が自行でクレジットカードを実施できているのは、銀行業に関する規制緩和後の事業参入だからと言われています^^;

そして、メガバンクは自分で立ち上げた関連会社がある手前、今更自行で立ち上げられない。。。なんて噂も。

 

キャッシュレスF軍の企業は?

F軍は、もともと自社への顧客囲い込み手段としてポイントカード等を発行していた流通系の2大巨塔のイオンとIY(イトーヨーカード)ですね。

2社とも、自社の関連会社を立ち上げて、プリペイド事業およびクレジットカード事業を展開しています。

 

イオンクレジットサービス株式会社

設立 2012年11月29日
資本金 5億円(2021年5月17日)
従業員 2,000名
本社 東京都千代田区神田錦町3丁目22番地 テラススクエア
採用情報 【新卒】
2020年度(95名:男性60名、女性35名)
引用:マイナビ
【中途】
随時募集
一言コメント 言わずと知れたショッピングモールAEONのグループ会社であり、クレジットカード業・決済サービスを展開。イオン7事業のうちの一つ総合金融事業を営むイオンフィナンシャルサービス傘下の一画を担っている。イオンフィナンシャルの前身はジャスコ時代に遡り、100%子会社だった日本クレジットサービスである。

 

株式会社セブン・カードサービス

設立 2001年3月21日
資本金 75億円
従業員 350名
本社 東京都千代田区二番町4番地5
採用情報 【新卒】
2021年採用予定 5〜10名ほど セブンフィナンシャル
【中途】
随時募集
一言コメント JCBとの業務提携でクレジットカード「アイワイカード」を発行しています。三菱UFJニコスとの業務提携でもVISAブランドも発行しています。2007年には電子マネーの「nanaco」を開始し、2010年にセブン・カードサービスに社名変更し、翌年「セブン・カード」の発行をスタートさせています。言わずと知れたセブン&アイホールディングスグループですが、セブンフィナンシャルの傘下に位置付けられており、セブンフィナンシャルの採用に包含されています。

 

キャッシュレスG軍の企業は?

ここは、ズバリ、JCBですね。

国際ブランドJCBでも紹介しますが、全て一つの企業「株式会社ジェーシービー」が運営しています。会社登記の名称がカナ(ジェーシービー)になっているだけで、JCBのことです。

厳格に言うと、即時払い(デビット)はスキーム保有会社であり、銀行業の資格のある会社しか発行できないため、JCB本体がデビットカードは発行していませんが、スキーム(仕組み)を銀行に提供し、間接的に発行しているという立場ではあるので、G軍としています。

株式会社ジェーシービー

設立 1961年1月25日
資本金 106億1,610万円(2021年6月末現在)
従業員 4,375名(2021年3月末現在)
本社 東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア
採用情報 【新卒】
2020年度(110名:男性54名、女性56名)
引用:リクナビ
【中途】
随時募集
一言コメント 日本初唯一の国際ブランドJCBです。キャッシュレス全般に広く事業展開しています。前払い・即時払い・後払い方式にJCBブランドスキームが関わっています。カード発行、加盟店開拓、ブランドライセンス事業を担っており、上場する実力が十分あるにも関わらず、上場しておらず、健全な経営環境が認められます。
各種事業に広く関わっているため、上場することで株主からの意向(色)がつくのを避け、独自路線を邁進できるように牽制しているように見えます。
国際ブランドではありますが、日本発祥の企業ということもあり、しっかり新卒採用をしているところが、VISAやMasterCardとの違いだと思います。幅広くキャッシュレス業界を学び、今後可能性を模索していくにはJCBはかなり狙い目の企業だと思います。

 

キャッシュレス決済 主要QR決済からみたときの企業整理

こちらもおさらいですが、QRはキャッシュレスの種類(支払い方式)でのまとめに不向きなキャッシュレスです。

なぜなら、QRそのものは決済するときの手段(読み取り方式)であって、支払い方式が多岐に渡るからですね。

ということで、有名6社のQR企業についてまとめてみました。

QR決済 d払い 運営企業は?

株式会社NTTドコモ

設立 1992年7月1日
資本金 949,679(百万円)(2020年3月31日現在
従業員 8,433名(2021年3月31日現在)
本社 東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー
採用情報 【新卒】
2021年度(301名〜)NTTドコモとして
引用:リクナビ
【中途】
随時募集
一言コメント 「d払い」単体としての採用はないので、巨大企業NTTドコモからノックしましょう。
携帯電話料金の支払い設定から引き落としがされるd払いスキームですが、携帯料金で貯まったポイントも使えるところが魅力です。NTTドコモの携帯ユーザーがいる限りは存続しますね。
支払い設定は銀行口座振替やクレジットカード設定も可能ですので、間接的にクレジットカードが使えるところ(カード会社によりますが、ポイントが貯まる)が着目ポイントですかね。

 

QR決済 auPay 運営企業は?

auフィナンシャルサービス株式会社

設立 2014年2月
資本金 22,370百万円
従業員 107名(2020年7月現在)
本社 東京都港区西新橋2丁目3番1号 マークライト虎ノ門13階
採用情報 【新卒】
2020年度6〜10名
【中途】
随時募集
一言コメント au WALLET(主にMasterCardのクレジットカード)が有名ですね。(現在はauPayカードに改名)
d払い(dカード)と似てますが、携帯電話料金の支払い方法として拡大してきました。今となってはauPayとしてQR決済も可能となっています。
入社方法はauPayカードという企業はなく、auフィナンシャルサービス株式会社の門戸を叩くことになります。

 

QR決済 PayPay 運営企業は?

PayPay株式会社

設立 2018年6月15日
資本金 920億円(2019年5月13日)
従業員 約1,600名
本社 東京都港区虎ノ門 4-1-1 神谷町トラストタワー WeWork内
採用情報 【新卒】
非公表
PayPay採用情報
【中途】
随時募集
一言コメント 宮川大輔さんのCMでお馴染みのPayPay。
近年QRコードの決済の普及で爆発的に伸びています。日本のお店の65%で利用可能という噂です。
ソフトバンクグループの巨額の資金投入を武器にキャンペーンを定期的にうっており、破竹の勢いで日本のキャッシュレス普及に貢献してますね。ソフトバンクのグループ企業の中で「決済プラットフォーム」の中核を担う企業として、あらゆる小売店やサービス事業者、ユーザーにスマホ決済の利便性を提供し、日本全国どこでもキャッシュレスで買い物ができる世界を目指しているようです。
採用人数は公表されてませんが、採用ページはしっかり作り込まれています。これから伸びていくこと間違いなしですね。

 

QR決済 楽天Pay 運営企業は?

楽天ペイメント株式会社

設立 2019年4月1日
資本金 1億円(直近で資本金を準備金にまわしてます
従業員 約800名
本社 〒108-0075 東京都港区港南二丁目16番5号 NBF品川タワー
採用情報 【新卒】
参考:楽天グループの採用
【中途】
随時募集
一言コメント 楽天グループにおいて、決済分野を担当している企業となります。
楽天Edyを子会社に持っており、楽天ウォレット、楽天ポイント、また楽天Pay加盟店の開拓等、楽天商圏の決済周りを一手に担っていますね。
新卒採用は実施していないようで、楽天グループ本体から入社して移籍(出向)するか、どこかのキャッシュレス企業に就職したのちに転職する先の候補として考えて良いと思います。キャリア(中途)採用は随時実施しているようなので、こちらを参考にしてみてください。

 

QR決済 LINEPay 運営企業は?

LINE Pay株式会社

設立 2014年5月9日
資本金 100百万円
従業員 174名
本社 東京都品川区西品川一丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー22階
採用情報 【新卒】
参考:LINE株式会社の採用
【中途】
随時募集
一言コメント LINEの決済分野に担うLINE Pay株式会社。単体での採用はやっていないようです。LINE本体の人員構成自体が9割中途社員のようです。新卒で狙うならLINE本体の1割に入ってみるのも面白いと思います。(狙い目な気もします。)
新卒からというのが、少し気が引けるという人は、楽天ペイメントと同様、どこかのキャッシュレス企業に就職したのちに、経験を積んでステップアップやチャレンジするには良い企業だと思います。
気になるのはZHDがLINE Payを買収し、LINE Payの決済サービスを2022年4月にPayPayに統合すると発表があった点ですね。
うぅーん。コード決済は楽天PayとPayPayの2強になる予感・・・

 

QR決済 mPay(メルペイ) 運営企業は?

株式会社メルペイ

設立 2017年11月20日
資本金 1億円(2020年6月時点)
従業員 160名
本社 〒106-6143 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
採用情報 【新卒】
実績ほぼなし
【中途】
mercari career に包含
一言コメント CtoCモール(個人間取引)を運営するmercari(メルカリ)の子会社ですね。メルカリの決済・金融・シェア分野を担っています。新卒採用はほとんどしていないようで、入り口はmercari careerのようです。メルペイには決済業界からも多数転職をしているイメージでかなり優秀な人たちで少数精鋭部隊になっているように見えます。メルカリ自体の躍進(CtoCモールでの急拡大)も目を見張るものがあり、メルペイの発展にも今後注目したいところです。楽天ペイメントやLINE Payと同様に、一旦は他のキャッシュレス企業に就職したのちにステップアップするときの企業候補としたいところです。

 

キャッシュレス決済 国際ブランド会社から見たときの企業整理

クレジットカードの国際ブランド会社です。

現在、世界では7大ブランドがあり、VISA、MasterCard、JCB、American Express(アメリカン・エキスプレス)、Diners Club(ダイナースクラブ)、Discover(ディスカバー)、銀聯(Union Pay)ですね。

それぞれについて見ていきましょう。

 

国際ブランド VISA 日本の運営企業は?

ビザ・ワールドワード・ジャパン株式会社

設立 非公表
資本金 非公表
従業員 非公表
本社 東京都千代田区
採用情報 【新卒・中途ともに】
公式ホームページよりアプローチ
一言コメント クレジットカードの世界的雄であるVISAの日本運営会社です。
採用情報も自社ホームページからの募集の形式です。募集ページの詳細から全て英語になっています。さすが、世界のVISAという印象ですね。
確かに、キャッシュレス業界から転職している人(英語に堪能な人)はいます。つまりキャリア入社がほとんどで、新卒での入社はなかなかハードルが高いように見受けられます。VISAの出来上がった世界観(200以上の国と地域で金融グローバルネットワークを提供)についていくには、ある程度キャッシュレスの知識+ビジネス英語力がある状態でのチャレンジでないと難しいのだと思います。キャッシュレス業界で働くと決めたなら、将来的なステップアップの一つとして捉えておくのも一つですね。

 

国際ブランド MasterCard 日本の運営企業は?

マスターカード・ジャパン株式会社

設立 非公表
資本金 非公表
従業員 非公表
本社 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー16階
採用情報 【新卒・中途ともに】
公式ホームページよりアプローチ
一言コメント 世界のクレジットカードブランドとしてVISAと肩を並べるMasterCardです。
VISAと同様、採用情報は自社ホームページから直接アプローチする形式です。リンク先のドメイン(HPアドレス)がUS仕様になっているので、ワールドワイドの採用が前提(世界のどこかで働くこと)かもしれません。
キャッシュレス業界からの転職者はよく耳にします。一方で、こちらもVISAと同様で新卒からの入社は難しいのかもしれません。キャリアアップの際の候補企業として捉えてみましょう。

 

国際ブランド JCB 日本の運営企業は?

支払い方式 キャッシュレスG軍でも紹介しましたが、再掲しますね。

株式会社ジェーシービー

設立 1961年1月25日
資本金 106億1,610万円(2021年6月末現在)
従業員 4,375名(2021年3月末現在)
本社 東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア
採用情報 【新卒】
2020年度(110名:男性54名、女性56名)
引用:リクナビ
【中途】
随時募集
一言コメント 日本初唯一の国際ブランドJCBです。キャッシュレス全般に広く事業展開しています。前払い・即時払い・後払い方式にJCBブランドスキームが関わっています。カード発行、加盟店開拓、ブランドライセンス事業を担っており、上場する実力が十分あるにも関わらず、上場しておらず、健全な経営環境が認められます。
各種事業に広く関わっているため、上場することで株主からの意向(色)がつくのを避け、独自路線を邁進できるように牽制しているように見えます。
国際ブランドではありますが、日本発祥の企業ということもあり、しっかり新卒採用をしているところが、VISAやMasterCardとの違いだと思います。幅広くキャッシュレス業界を学び、今後可能性を模索していくにはJCBはかなり狙い目の企業だと思います。

 

国際ブランド AmericanExpress 日本の運営企業は?

American Express International, Inc.

設立 1917年(日本で初の事務所を横浜に開設)
資本金 非公表
従業員 非公表
本社 東京都港区虎ノ門4-1-1
採用情報 【新卒・中途ともに】
公式ホームページよりアプローチ
一言コメント ステータスカードでも知られる国際ブランドAmerican Express(通称AMEX)ですね。
AMEXカードホルダー(カード会員)への対応を主な業務としているアメリカンエクスプレス・ジャパン株式会社もありますが、ブランド事業全体に関わりたいならAmerican Express International,Incのドアを叩きましょう。
採用については、VISA、MasterCardと同様に公式ホームページからのアプローチになりますが、詳細は英語になっています。さすがアメリカの会社というイメージで機会均等の雇用主をうたってますので、新卒での応募ももちろん可能です。ただし、キャッシュレス業界からの転職者もいますので、入り口は広いですが、新卒で入るには相応の実力が必要な感じです。
新卒からチャレンジしてみるのも一つですが、やはりキャッシュレス経験後のキャリアアップ先と捉えてみては!?という感想ですね。

 

国際ブランド DinersClub 日本の運営企業は?

三井住友トラストクラブ株式会社

設立 1960年12月
資本金 1億円
従業員 約800名
本社 東京都中央区晴海一丁目8番10号 トリトンスクエアX棟
採用情報 【新卒】
2021年度10名程度 公式ホームページ
【中途】
随時募集
一言コメント 1960年に当時の富士銀行等の出資によって株式会社日本ダイナースクラブが発足し、日本で最初の多目的クレジットカード会社として設立されました。そして、国際ブランドのダイナースクラブの世界10番目のフランチャイズとして、日本でダイナースクラブカード事業を開始し、今の三井住友トラストクラブ株式会社の承継されています。
「ダイナース」と言えば、創業者がレストランの食事中に現金がないことに気づき、その時の困った体験から生まれた話が有名ですね♪「ダイナース」は、「食事をする人」、その人がお金がなくても支払える仕組み(ツケ払いができるクラブ)を作ろうということで、「ダイナースクラブ」という名前が今でも残っています。(引用:ダイナースクラブの歴史
日本でしっかりフランチャイズ展開されているということで、日本でも新卒採用を実施しています。あまりにも巨大なVISAやMasterCardを狙う前に、アメリカ発祥の国際ブランドに一度挑戦してみるのも面白いと思います。

 

国際ブランド Discover 日本の運営企業は?

残念ながら、日本法人はありません。海外法人の情報を掲載しておきますね。

Discover Financial Services LLC

設立 1986年
資本金 不明
従業員 不明
本社 リバーウッズ市 イリノイ州 米国
採用情報 日本採用なし
一言コメント 1986年に設立されたアメリカの大手クレジットカード会社で、現在は米国モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)のカード事業部門となっています。
5,000万人を超えるディスカバーカード会員と400万店以上の加盟店ネットワークを運営していますが、アメリカ発祥としては規模は小さめですね。
2006年にJCBと加盟店ネットワークの相互解放を実施しており、ディスカバー会員が日本のJCB加盟店で使えるようになってから日本での認知度が向上しました。
現在、日本でディスカバーブランドを発行しているカード発行会社はいません。ディスカバーカードをどうしても持ちたいという人は、アメリカ等、カード発行国での銀行口座保有する必要がありますね^^;

 

国際ブランド 銀聯 日本の運営企業は?

ディスカバー同様、日本法人なないですね。日本支社はあるようですが、詳細は不明です。日本版のHPはあるので、掲載しておきますが、少し不完全な感じです。

銀聯国際

設立 2002年
資本金 不明
従業員 不明
本社 不明
採用情報 日本採用なし
一言コメント 2002年に中国中央銀行である中国人民銀行が中心となり、政府主導のもと決済ネットワーク・サービス提供会社として設立されました。(別名China Union Pay:CUPとも言います。)
さすが、中国といったところですが、設立が浅いものの、すでに80億枚を超えるカード発行枚数のようです。
中国ではクレジットカードが普及してこなかった(信用供与が困難な経済背景)ため、銀聯も主要な発行形式はデビットカード(口座直結振替)が大半をしめています。
クレジットカードが普及していない分、中国国内はVISA、MasterCardですら使えない環境が多いですが、銀聯カードを持っていれば安心してお買い物ができます。
実は、日本人でも銀聯カードが発行できますので、興味のある方は、こちらをみて見てください。

 

キャッシュレス決済 関連プレーヤーから見たときの企業整理

キャッシュレスと簡単に言うものの、キャッシュレスを使うには色んなプレーヤーの人たちが介在して(関わって)います。

そんな企業をまとめてみました。

こういう企業は、普段あなたの日常には関わらないので、あまり知られていないかもしれませんが、あなたがキャッシュレスを利用する縁の下の力持ち的な役割を担って、あなたを助けています。

一般的には知られていないものの、確実にこれから伸びる企業であり、就職活動をするうえでは狙い目ではあります。

もし、すでに、あなたが上図の企業をある程度知っているのであれば、キャッシュレス業界における企業研究はそれなりのレベルに達していると言えるでしょう♪(その場合は、安心して企業研究を継続しましょう)

では、それぞれの企業の特徴について書きますね^^

 

キャッシュレス プラットフォーマー AmazonMarketPlace 日本の運営企業は?

アマゾンジャパン合同会社

設立 2000年11月
資本金 不明
従業員 数千人規模
本社 東京都目黒区下目黒1丁目8番1号
採用情報 【新卒・中途ともに】
公式ホームページよりアプローチ
一言コメント ご存知、アメリカ経済界におけるカリスマ「ジェフ・ベゾス」氏が1995年に創業した巨大ECモールのAmazonMarketPlaceの日本法人ですね。通称、Amazon.co.jp(アマゾンドットシーオードットジェーピー)と呼ぶケースもあります。
Amazonと言えば、GAFA(ガーファ:Google,Amazon,Facebook,Apple)のうちの1つとして、BIG4(ビッグフォー)とも呼ばれ、世界的な巨大企業となっています。
目黒にある本社も、目黒駅から数分歩いたところに、突然とんでもない大きさのビルが現れるという圧倒的存在感があります。
新卒入社も数名いるようですが、かなり狭き門のようです。一方で、キャッシュレス業界からの転職者は多数いますので、一旦は他のキャッシュレス企業でキャリアを積んでから、挑戦してみる方が、今後の活躍も見据えると良いと思います。

 

キャッシュレス プラットフォーマー 楽天市場 運営企業は?

楽天グループ株式会社

設立 1997年2月7日
資本金 205,924百万円(2020年12月31日現在)
従業員 単体:7,390名 連結:23,841名(2020年12月31日現在)
本社 東京都世田谷区玉川1-14-1 楽天クリムゾンハウス
採用情報 【新卒・中途ともに】
楽天グループ株式会社
一言コメント 「ネットで人はモノを買わない」と言われていた1990年代に、地方の小さな商店でも、パソコンに強くなくても、誰でも簡単に店を開けるようにしたいというコンセプトはじまったインターネット・ショッピングモール『楽天市場』(1997年5月1日開設)
楽天市場を中心として楽天エコシステム(経済圏)を築き上げ、巨大企業に発展してきました。創業当初の楽天市場、そのものの事業に携わりたいと入社するに、楽天グループ株式会社からノックする必要があります。
これからも拡大していく楽天グループ、どこに行っても面白いと思いますが、楽天に入りたいなら、新卒でも良いでしょう。楽天市場や楽天のキャッシュレス関連で働きたいなら、一度他のキャッシュレス企業に入ってからの転職も狙い目だと思います。

 

キャッシュレス PSP GMO PaymentGateway とは?

GMOペイメントゲートウェイ株式会社

設立 1995年3月
資本金 133億23百万円(2021年6月末現在)
従業員 625名
本社 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス(総合受付15階)
採用情報 【新卒】
採用実績:2022年度 31〜35名 引用:マイナビ
入社方法:GMOペイメントゲートウェイに直接
申込方法:直接・間接(就職斡旋企業)ともにあり
【中途】
採用実績:随時
入社方法:GMOペイメントゲートウェイに直接
申込方法:直接・間接(就職斡旋企業)ともにあり
一言コメント 1995年にクレジットカード決済処理業務を目的として、資本金60百万円で「カード・コール・サービス株式会社」として設立されました。2004年に現在のGMOインターネットに買収されたのちに、GMOペイメントゲートウェイと改名し、メキメキと力を伸ばして成長してきました。
IBM出身者の経営陣が数多くおり、システム系およびコンサルティング・経営に強く、今では日本のPSP(PaymentServiseProvider)企業のなかで押しも押されぬ流通量(取扱高)NO.1企業となっています。
PSPは、世界的に見ても、後述で紹介するWorldPayやAdyenのように巨大企業となっていくことは明白です。キャッシュレス決済インフラのゲートウェイ事業に興味がある人はGMO-PGを受けてみることをお薦めします。

 

キャッシュレス PSP SB PaymentService とは?

SBペイメントサービス株式会社

設立 2004年10月1日
資本金 6,075百万円(2021年7月5日現在)
従業員 280名(2019年1月時点)
本社 東京都港区海岸1丁目7番1号 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー
採用情報 【新卒】
採用実績:2020年度 9名(男性4名、女性5名) 引用:リクナビ
入社方法:SBペイメントサービスに直接
申込方法:直接・間接(就職斡旋企業)ともにあり
【中途】
採用実績:随時
入社方法:SBペイメントサービスに直接
申込方法:直接・間接(就職斡旋企業)ともにあり
一言コメント ソフトバンク株式会社100%出資の完全子会社ですね。
子会社と聞くと「うぅーん」と思うかもしれませんが、日本PSP業界ではNO.2で、SBペイメントサービスに直接入社するルートも整っており、会社としては独立しているイメージです。一方で、巨額の資金(ソフトバンクグループ)をバックに、いろんなチャレンジをすることが可能、かつ、中長期的にみたときの安心・安定感はあります。
これからも伸びていく業界のため、お薦めの一つです。

 

キャッシュレス PSP DGFT とは?

株式会社DGフィナンシャルテクノロジー

設立 1997年4月24日
資本金 10億6,845万円
従業員 135名(2021年3月現在)
本社 東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル10F
採用情報 【新卒】
採用実績:非公表
入社方法:DGフィナンシャルテクノロジーに直接
申込方法:直接のみ
【中途】
採用実績:随時
入社方法:DGフィナンシャルテクノロジーに直接
申込方法:間接のみ(就職斡旋企業) 例:リクルートエージェント
一言コメント インターネット向けクレジットカード決済サービスを国内初として展開した老舗という感じです。楽天市場が産声をあげた同じ時期から事業を拡大してきたイメージです。
2012年にはデジタルガレージグループのジョインし、色々な事業者と提携し、非対面決済(インターネット決済)で培ったノウハウをもとに、対面決済の分野でも活躍し始めています。最近まではベリトランス株式会社(通称ベリ)という名前で有名でしたが、Fintechの潮流に合わせた事業拡大を企図してか、DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)に改名しました。これからも事業発展・拡大が見込まれますね。

 

キャッシュレス PSP SonyPaymentService とは?

ソニーペイメントサービス株式会社

設立 2006年9月1日
資本金 4億8,875万円
従業員 154名(2021年1月現在)
本社 東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル6階
採用情報 【新卒】
採用実績:2021年度 9名 引用:マイナビ
入社方法:ソニーペイメントサービスに直接
申込方法:間接のみ(就職斡旋企業) マイナビ
【中途】
採用実績:随時
入社方法:ソニーペイメントサービスに直接
申込方法:間接のみ(就職斡旋企業) doda
一言コメント 前身のソニーファイナンスから継承している「e-SCOTT(インターネット上におけるクレジットカード決済代行システム)於:1998年」を主軸にインターネット決済プロバイダーとして拡大。主要クレジットカード各社とのダイレクトなネットワーク接続を実現し、クレジットカードデータ処理センター事業に着手のうえ、オーソリゼーションと同時に本人確認をサポートする、「認証アシストサービス」提供するなど、独自路線をいっている。
ソニー銀行が主要な株主であり、ソニーグループとしての色は残っている。
一方で、ジェーシービー(国際ブランドJCB)も出資しているため、決済分野でもしっかりとした提携(連携)を取っているものと見受けられる。

 

キャッシュレス PSP WorldPay 日本の運営企業は?

WordPay株式会社

設立 1971年
資本金 20億円
従業員 非公表
本社 【アメリカ本社】フロリダ州ジャクソンビル
【日本法人】東京都千代田区大手町一丁目3番1号JAビル12階
採用情報 【新卒】
採用実績:非公表
入社方法:FISグローバル経由
申込方法:直接のみ FIS Careers
【中途】
採用実績:非公表
入社方法:FISグローバル経由
申込方法:直接のみ FIS Careers
一言コメント 世界最大フィンテックカンパニーWorldPayです。イギリス由来の会社ですが、今ではグローバルのデジタル決済領域では他社の追随を許すことない規模の取り扱い件数、流通額を誇ります。
その結果、途方もないビッグデータが蓄積されており、年間400億件、200兆円もの取引が同社を通して行われており、対応国は146カ国に上ります。
PaymentServiceProviderの代名詞と言っても過言ではなく、日本法人が出来た際にはPSP業界では黒船来襲と恐れ慄いたぐらいです。2019年に米金融サービス大手、フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシズ(FIS)に買収されてからFISグループとなっています。現在日本法人のTOPは日本人の小森氏です。私もお会いしたことがありますが、とても柔和な方な一方、メガネの奥の眼光は鋭い感じでした。
新卒入社は厳しそうですね。他のキャッシュレス企業でしっかりと経験を積んだあとに、ステップアップとして世界最大のPSPで働いてみてはいかが?という感じですね。

 

キャッシュレス PSP Adyen 日本の運営企業は?

Adyen Japan株式会社

設立 非公表
資本金 非公表
従業員 非公表
本社 東京都港区北青山2丁目14番4号ジ・アーガイル青山7F
採用情報 【新卒】
採用実績:非公表
入社方法:Adyen公式ホームより
申込方法:直接のみ Careers at Adyen
【中途】
採用実績:非公表
入社方法:Adyen公式ホームより
申込方法:直接のみ Careers at Adyen
一言コメント 2006年にオランダのアムステルダムで発祥したAdyen。「Adyen」とは、スリナム語で「原点に戻ってやり直す」ことを意味するそうです。
日本では「アディエン」や「アジェン」と呼ばれています。
世界中のカードサービス網と現地決済手段をダイレクトに接続した近代的なインフラとなり、プラットフォーマーとして急成長してきました。Adyenプラットフォームを利用すると、加盟店は単一のシステムで支払いを受けることができ、取引データ提供(マーケティング活用が有用)のバリエーション豊富なところが魅力で、オンライン、モバイルデバイス、店頭のすべてのチャネルで売上拡大を実現できることが強みとなっています。
これからも拡大路線が続くことは間違いないですが、外資系の色はかなり強く、採用ホームページも全て英語となっています。WorldPayと同様ですが、新卒から超世円するというより、他のキャッシュレス企業で経験を積んでからアプローチするのが妥当だと思います。

 

キャッシュレス PSP R Pay 運営企業は?

楽天PayのQR決済で紹介した会社と同様の運営企業となります。
再掲になりますが、ご参照ください。

楽天ペイメント株式会社

設立 2019年4月1日
資本金 1億円(直近で資本金を準備金にまわしてます
従業員 約800名
本社 〒108-0075 東京都港区港南二丁目16番5号 NBF品川タワー
採用情報 参考:楽天グループの採用
一言コメント 楽天グループにおいて、決済分野を担当している企業となります。
楽天Edyを子会社に持っており、楽天ウォレット、楽天ポイント、また楽天Pay加盟店の開拓等、楽天商圏の決済周りを一手に担っていますね。
新卒採用は実施していないようで、楽天グループ本体から入社して移籍(出向)するか、どこかのキャッシュレス企業に就職したのちに転職する先の候補として考えて良いと思います。キャリア(中途)採用は随時実施しているようなので、こちらを参考にしてみてください。

 

キャッシュレス PSP AirPAY 運営企業は?

株式会社リクルートペイメント

設立 2014年12月17日
資本金 非公表
従業員 非公表
本社 千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー34F
採用情報 【新卒】
採用実績:非公表
入社方法:株式会社リクルートより
申込方法:直接のみ Recruit新卒
【中途】
採用実績:非公表
入社方法:株式会社リクルートより
申込方法:直接のみ Recruit中途
一言コメント 2021年4月1日にリクルートの主要事業が株式会社リクルートに統合されました。AirPay事業もそのうちの一つです。現在も、株式会社リクルートペイメントは存在していますが、そのうち事業部等に変遷していくのではないかと思っています。
AirPay事業に携わりたいなら、株式会社リクルートの門を叩く必要がありますが、入社後の配属はリクルートの全事業に携わる可能性があるとのことなので、狙って就業するのは難しいのかもしれません。
もちろん、リクルートという企業で働き、若いうちから起業家・企業家精神を養うには良いと思います。「まだ、ここにない出会い、より速く、シンプルに、もっと近くに」というミッションを掲げ、社会に様々な価値を提供していくという考え方は素晴らしいですし、どの事業部(人材採用、不動産、進学、自動車、ウェディング、旅行、グルメ、美容)に配属されても成長できると思います。
AirPay事業にピンポイントでの配属を希望する場合は、他のキャッシュレス企業で経験を積んでから挑戦すると良いと思います。

 

キャッシュレス PSP STORES 運営企業は?

ヘイ株式会社

設立 2012年3月23日
資本金 1億円(2019年12月時点)
従業員 350名
本社 東京都渋谷区東3丁目16番3号 エフ・ニッセイ恵比寿ビル4階
採用情報 【新卒】
採用実績:非公表(随時募集)
入社方法:ヘイ株式会社に直接
申込方法:直接(ヘイ)・間接(就職斡旋)ともにあり
【中途】
採用実績:非公表(随時募集)
入社方法:ヘイ株式会社に直接
申込方法:直接(ヘイ)・間接(就職斡旋)ともにあり
一言コメント アンジャッシュ児嶋氏のCM(はっぴを着て阿波踊り)で馴染み深いSTORES決済。
前身はCoineyという名称でした。2018年に、オンラインストアを作れるサービスを手がけるSTORES.jpと決済サービスを手がけるコイニー(Coiney)を経営統合し、heyを開始。
今では、ネットショップ開設、POSレジ、キャッシュレス決済、オンライン予約システムなど、お店のデジタル化を支援する「STORES プラットフォーム」を幅広く展開しており、キャッシュレス業界のニッチャーとして大手を絶賛追随中ですね。
従業員数が350名ですが、うち140名ほどが入社1年以内という、今まさに成長期にある企業ですね。こぞってみんな応募している。そして企業自身も伸びている。
募集要項(求める人材像)を見ると、ある程度社会人として経験を積んだ人を募集しているように見えるので、新卒からな入社はハードルが高そう。しかし、人物がよければ(チャーミングであれば良い的な記載も)、入社も可能なため、自分の可能性を模索するうえでも新卒から挑戦してみるのも面白いと思う。
福利厚生欄に記載されている、「定時以降、アルコール無料」・・・気になる(笑

 

キャッシュレス PSP Square 日本の運営企業は?

Square株式会社

設立 2009年2月(日本上陸)
資本金 非公表
従業員 非公表
本社 【本社】
アメリカ カリフォルニア州 サンフランシスコ
【日本拠点】
東京都港区
採用情報 【新卒】
採用実績:アメリカ、カナダの一部拠点のみ
入社方法:Square株式会社に直接
申込方法:直接(Square採用HP
【中途】
採用実績:日本事業所での採用あり
入社方法:Square株式会社に直接
申込方法:直接(Square 日本拠点用HP
一言コメント Twitterの創業者、アメリカの実業家にして経済界のカリスマ「ジャック・ドーシー」が創業したSquare。
Squareという名前の通り、四角い小型のクレジットカードリーダー(カード読み取り機)からはじまった事業は、スマホ差し込むだけでクレジットカード決済が可能となる利便性から、アメリカで爆発的に加盟店を広げました。
2009年には黒船来襲と言われるほど、鳴り物入りで日本市場に参入してきました。アメリカサンフランシスコ出身ということもあり、Appeleとよく似た、シンプルで使いやすく先進的でデザイン性の高い端末は日本でも受け入れられるまでに長い期間は必要ありませんでした。
数年前まではカントリー制で日本にも意思決定権はあったようですが、今ではアメリカ本社に一本化されているようです。新卒はアメリカとカナダの一部でしから実施していないため、極めてハードルは高いですね。
中途採用は随時実施していますが、募集要項を見る限り求められるスキルとポジションは相応に高いです。その分、給料も高いです。
まずは、他のキャッシュレス業界で経験を積み、語学力も高めて、アメリカ本国とのビジネス英語ができるぐらいになったら、挑戦するのが無難ですね。
とにかく、端末はカッコ良いです♪

 

キャッシュレス 情報処理センター CAFIS 運営企業は?

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(略称 NTTデータ)

設立 1988年5月23日
資本金 1,425億2千万円(2021年3月31日現在)
従業員 139,700(グループ全体/2021年3月末現在)
本社 東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル
採用情報 【新卒】
採用実績:2020年度 476名(男性311名 女性165名) 引用:リクナビ
入社方法:NTTデータ入社後の配属次第
申込方法:直接、間接(就職斡旋)ともにあり
【中途】
採用実績:非公表
入社方法:NTTデータ ITサービス・ペイメント事業本部の経験者採用有
申込方法:直接(NTTデータ ITP採用ページ
一言コメント NTTデータが運営する「CAFIS」
キャッシュレス業界で、クレジットカードの取引情報を各カード会社とやりとりを実施する中継企業のことを情報処理センターと呼びます。
日本に情報処理センターは3つしかなく、CAFIS:NTTグループ、CARDNET:JCBグループ、e-SCOTT:ソニーグループ(非対面取引のみ)です。
そのうちの一つを担っているCAFISは日本最大級のキャッシュレス決済総合プラットフォームです。
さまざまな業態・業種の加盟店様と、国内ほぼすべてのクレジットカード会社・金融機関を結び、24時間365日休むことなく日本の決済シーンを支えています。
CAFISに入社したいという動機があっても、入り口はNTTデータとなります。あとは配属次第ですね。中途であれば、それまでの経験を活かして、CAFIS事業を担っているITサービス・ペイメント事業本部を狙ってエントリーすることが可能です。
よって、NTTグループに入社したいという動機がなければ、中途採用を狙い目にするのが良いでしょう。

 

キャッシュレス 情報処理センター CARDNET 運営企業は?

株式会社 日本カードネットワーク

設立 1995年3月16日
資本金 4.8億円
従業員 356人(2021年 3月末)
本社 東京都新宿区大久保3-8-2 住友不動産新宿ガーデンタワー
採用情報 【新卒】
採用実績:なし
入社方法:なし
申込方法:なし
【中途】
採用実績:非公表
入社方法:日本カードネットワークに直接orJCB入社後出向
申込方法:直直接・間接(就職斡旋企業)ともにあり
一言コメント CAFISと同様に日本の情報処理センター(CARDNET)を担う日本カードネットワーク
あらゆる業態・業種の加盟店と、国内ほぼすべてのクレジットカード会社・金融機関を結び、日々の決済シーンを支えるキャッシュレス決済プラットフォームです。
対面・非対面決済の全てを幅広く決済処理センターとして関わっており、対面シーンでは決済端末そのものも提供しています。
国際ブランドJCBが出資して出来た会社ということもあり、JCBからの出向社員も多数います。近年の実績は中途社員の採用比率が100%なので、新卒での入社は採用していないと言っても過言ではないですね。情報処理センター業は複雑なので、他のキャッシュレス企業で経験を積んでから挑戦するのが無難ですね。

 

キャッシュレス 情報処理センター e-SCOTT 運営企業は?

PSP事業分野でも紹介しましたが、再掲します。
主要クレジットカード会社とダイレクト接続を実現しているのが、情報処理センターとしても企業活動ができている理由でしたね♪

ソニーペイメントサービス株式会社

設立 2006年9月1日
資本金 4億8,875万円
従業員 154名(2021年1月現在)
本社 東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル6階
採用情報 【新卒】
採用実績:2021年度 9名 引用:マイナビ
入社方法:ソニーペイメントサービスに直接
申込方法:間接のみ(就職斡旋企業) マイナビ
【中途】
採用実績:随時
入社方法:ソニーペイメントサービスに直接
申込方法:間接のみ(就職斡旋企業) doda
一言コメント 前身のソニーファイナンスから継承している「e-SCOTT(インターネット上におけるクレジットカード決済代行システム)於:1998年」を主軸にインターネット決済プロバイダーとして拡大。主要クレジットカード各社とのダイレクトなネットワーク接続を実現し、クレジットカードデータ処理センター事業に着手のうえ、オーソリゼーションと同時に本人確認をサポートする、「認証アシストサービス」提供するなど、独自路線をいっている。
ソニー銀行が主要な株主であり、ソニーグループとしての色は残っている。
一方で、ジェーシービー(国際ブランドJCB)も出資しているため、決済分野でもしっかりとした提携(連携)を取っているものと見受けられる。

 

 

まとめ:キャッシュレス業界の主要企業とあなたが働くには!?

まず、ここまで読んだくれたあなたは偉い!!

ワタシの記事の中でも、かなり長編の部類です。

これで、キャッシュレス業界の主要な企業研究はバッチリと言っても過言ではないです。
(もっと、細かくみていくと、いっぱいありますが、まずはね。)

 

そして、読んでみると色々と見えてきたと思います。

ということで、まとめますね。

キャッシュレス あなたが選ぶ主要企業はこれだ!

結論、私が上記の記事で企業紹介をした所ならどこでも良いです。

ただ、紹介記事(一言コメント)をよく読んで、自分にあったところを選んでみてください。

そして、できれば、企業紹介をしているなかでも、上位の企業を選んでチャレンジしていきましょう♪

 

キャッシュレス あなたが働く時に必要なことは?

正直、もうおなか一杯ですよね。。。

別記事にまとめまる予定です。
アップしたら更新しますので、また時間のあるときに読んでみてください^^;

 

おまけ:キャッシュレス業界って、良いの?悪いの?

こちらも結論から言うと、「とても良い」♪

 

理由は3つ

  1. 金融業界のカテゴリーなので給料が高い
  2. 金融だけど、そんなに固い感じでもない
  3. 業界として伸びしろがある(日本のキャッシュレス比率は20%程度)

 

キャッシュレス業界も結局は金融機関である。

金融機関は給料が良いというのが通説だが、キャッシュレス業界も大きくは外れていない。(金融業界は複雑な仕組みが多い。複雑だからこそ、給料が高いのだと思う。)

でも、一つ難点があって、若い時の給料は安いです・・・

勝手な推測ですが、若い頃に給料を安くして、お金の大切さを身を持って知って。

そして、お金にシビアになって、学んで成長して、成果を生み出していく。

そして対価を得ていくという構造だと思っている。(後からは、どんどん給料が上がっていく。)

 

金融なので給料高めですが、本流の金融(銀行・生保・損保等)よりも堅苦しくはないです。キャッシュレスそのもののイメージが便利でスマートという業界だからでしょう。

 

上記で説明した、4つのカットのどの分野でも、大手企業で働いて、しっかりと真面目に業務に取り組み成果をあげていけば、年収1,000万円も夢じゃないです。(年収1,000万円は日本人の約3%と言われている。)

ワタシもいろいろな企業の方と付き合いがありますが、みんな活き活きとして、楽しそうに仕事に取り組んでいますし、私生活含めて充実している印象を受けます。(仕事にもやりがいがあって、給料もしっかりもらえるので、精神衛生状態が良く、生活が安定しているからだと思います。)

 

キャッシュレス業界で働き、やりがいを持って仕事に取り組み、しっかりと成果をあげて、3%に入りましょう♪

 

 

では、

本当に最後になりますが、、、

「そんなキャッシュレス業界で働くには、どういうアプローチが最適か?」

ですが、

 

間接(就職斡旋企業)アプローチが可能なら、間接が断然良いです!!

 

理由は一つで、間接事業者があなたに変わって、企業と様々な交渉をしてくれるからです。
間接事業者の交渉によって、あなたの印象が変わるこてはありません。
なぜなら、間接事業者(担当者)は、あなたが働く企業とビジネスで付き合ってますので、下手なことをするとビジネスとして成り立たなくなりますし、ビジネスだからこそ、組織的に対応しているからです。

なので、安心して任せて良いでしょう。損はありません。

その辺の記事の詳細もアップする予定なので、アップしたら更新しますね♪

 

タツヲ
タツヲ
さぁ、Go Cashless!